うーん…
内容的に嫌いではないんですが、
タイトルに騙された感じがします。
「ユダヤと華僑に…」ってなってますけど、
とちゅうから「大阪人も…」って書いてますし…。
それに、習慣術?って感じの内容でした…。
「1兆円から99兆円作る方法」や、
「孫さん(ソフトバンクの)がコンピューター業界を志したきっかけ」
については知らない話だったので、おもしろいと思いました。
まぁ、全体的な評価としては、星3つですけどね。
近いうちに、
著者が薦める『ユダヤの商法』を読んでみようと思います。
心理学者による経済政策提案
日本の経済諮問会議には、
心理学者が一人も呼ばれないそうである。
しかし、ビジネスで大きな成功を収めた
イトーヨーカ堂の鈴木氏、マクドナルドの藤田氏
などは皆、心理学、人間の心理をよく知っている人である。
心理学者としての和田秀樹氏による、
日本が三等国になってしまわないための経済政策提案。
「相続税を100%にせよ」などなど。
あとは、個人として、いかに自分を経済的に
守っていくかが書かれている。
まずは、社会に出てからも学んで、
それを実行することの大切さを述べています。
人によっては当然すぎる話で常識的な話です。
本書の内容を一言でいえば、「お金持ちになるためには勉強しろ」です。昨今の日本経済は格差が拡大する方向に動いていて、やがて中間層がごっそりと消えるでしょう。著者は、「お金持ちは国産日から欧州ブランドに、低所得者層は中国産に乗り換えるので、これまで中流層が支えてきた国産市場が崩壊する」旨のことを指摘しています(P. 2、レビュアー要約)。さらに、その状況はやがて財政赤字の増大、日本の三流国への没落に繋がると言います。だから、自衛のためには金持ちにならなくてはならない。祖国のなさを金儲けのバネにしているユダヤ人と華僑を見習おう、というのが本書の問題意識です。
著者の論調への賛否は人によるでしょうが、社会や人をコントロールする要因が経済(つまり、お金)であることは現代の日本では疑いのないことです。また、著者の主張は、「お金儲けには勉強しないといけない」ということなので、ごく真っ当な意見です。つまり、当然すぎる話を連ねていて、新鮮味はないというのが正直な感想です。
本書は、お金持ちを本気で目指して勉強している人も限られているという実態を問題と考えた著者が、啓発のためにまだお金持ちを目指していない人に向けて書かれていると捉えてよいでしょう。その場合、勉強していない人が本書を手に取るかどうかは、非常に心もとない。しかも、すでに勉強を始めている人には内容が当たり前すぎるというのも考え物です。その意味で、位置付けが難しい本だと感じました(著者の心意気はまた別の話ですが・・・)。
余談ですが、著者が文中で指摘するように、日本には「お金持ちアレルギー」がありますし、「お金持ちらしくお金を使う方法」もまだ発展途上です。こうした金持ちを育てる本がもっと普及してもらいたいものです。
タイトルと中身が一致してない。
作者が精神科医とは知らずに、タイトルを見て買いましたが、まずそれほどユダヤ人と華僑に関する記述はあまり見られなく、心理に詳しい専門家らしく、短いタイトルでうまく人に買わせるタイトルを取ってつけたと言う感じでした。日本マクドナルド創業者の藤田田さんが著した「ユダヤの商法」に関する記述が多く見受けられ、タイトルにある「ユダヤ人に学ぶ」と言うより、「ユダヤの商法に学ぶ」と言った感が否めず、これなら最初から「ユダヤの商法」を読めばよかった、と思いました。 私が特にがっかりしたのはいくつかの箇所で、これほど成功している筆者なのに、きっちとした社会で認められるような価値観を持っていないと感じさせることでした。たとえば、愛人についての記述があるのですが、高くつくから、やめたほうがよい、一晩限りの方がいいでしょ、と言ったようなことが書かれているのですが、こんな話をする前に、まず愛人を持つということが、金持ちのするべきことかしっかりと議論すべきだと思いました。今までいくつかの成功本を読んできましたが、すべての本において、自分に一番近く、陰で支えてくれている「妻」を大事にすべし、と書かれているのと比べると、筆者の、あまり高尚でない価値観(つまり、自分の妻を大切にしない)が見え隠れしているようで、アー、日本でこうやって発言できる金持ちは社会から尊敬されるような価値観をしっかり持ってないのかな、と疑りました。 それに女性に関する記述では、どうやって金持ちの妻になるかを説いていたりと、あまり女性がビジネスで成功するとは考えていないように見え、女性に対してはあまり参考になるような本ではないのでは、と思います。 この本を読むのだったら、ロバートキヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」シリーズ、関口房朗さんの「金持学」と「赤っ恥学」、本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え」、それに人物伝としては「稲盛和夫のガキの自叙伝」や「志高く 孫正義正伝」などを読んだ方がもっともっと自分のためになると思います。
お金持ちになる本
今後、日本は貧富の格差がいっそう拡大化するだろうが、自己啓発をしている人はごく僅かなので、むしろチャンスがあるというのが大きな流れの一冊。和田氏は別の著作で「素直であることは、結局得である」と書かれているが、その言葉のようにズバリと本音を書いてある。この本のように深いレベルまで正直に踏み込んだものは非常に珍しいだろう。ただ自慢話と誤解されやすいかも知れない。和田氏は節約生活より稼ぎを増やすことが重要だとし、具体的なビジネスチャンスの詳細な記述や具体的な方法を詳しく解説している。起業を狙っている人には大いに参考になるはずだ。お金持ちになる方法の「本音」を知りたい人はぜひ読んでおきたい一冊である。
ビジネス社
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