90年代を駆け抜けた女性、貴重な時代の証言
映画について詳しくなくても、当時の花形職業をあえて辞め、妻の座も放棄して、やりたくてたまらない仕事に打ち込み、80年代後半〜90年代を駆け抜けてきた日本人女性の回顧録として楽しく読めた。 「2046」遅刻騒動で2004年カンヌの注目を集めた王家衛監督が、最初は批評家週間に呼ばれパリと電車で移動し安ホテルで我慢させられカンヌに遺恨があったなんて。いまや審査委員長のタランティーノとの逸話も興味深い。「花様年華」「2046」主演のトニー・レオン、「LOVERS」の金城武やアンディ・ラウの素顔もかいま見られる貴重な時代の証言だ。
扶桑社
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