勝ち組企業の組織活性化術を知ることができる
トヨタ自動車が国内勝ち組企業の代表となっていることは周知ですが,この理由を人材開発システム(古い言葉で言うと,人事考課?)から調査している点が注目される.『ジャストインタイム』,『カンバン方式』など,トヨタ流の物作りの強さが多くの書籍で紹介されている昨今,本書はそれらを違った側面からも考察している.特に,マネージメントに関わる管理職には,課員の活用,強いては組織の活性化述を知るヒントが隠されているように思いました.具体的な成果としては,トヨタ社員に求められるコンピテンシーが具体的に示されているので,これを実務に活用したいと考えました.
未来の、よりよき会社づくりに参考となる記録本。
本書を読んで、大切なことは単に会社のシステムを変えることではなく、あくまでも社員の「やる気」を最大限に引き出し、そして、努力によって成し遂げた成果を、きちんと評価する組織作りだと、感じました。 トヨタの成功は、現状に甘んじず、次々と組織のあり方を考え、脱皮し続けた勤勉さにあると思いますが、その具体的記録を、本書は紹介してくれています。 本書を読んで、未来の会社作り、組織作りの参考になると思いました。 当然、「形」を真似るのではなくて、そのプロセスに培った「考え方」を参考にすべきだと思いました。
会社と社員が一体となった改革
最強の会社であるトヨタは最強の社員によって支えられている。 その最強の社員を作ったのはソニーのように派手ではないが、 柔軟な改善姿勢である。「それなりの労力をかけて人事改革に取り組みながら、 思うような成果が得られないのは、制度の改革に終始し、 モチベーションの改革にいたっていないからだ」 という、たとえば能力給制度や中間管理職の廃止によっても その時は給料が下がらないように、というだけでない、 社員がモチベーションを下げない配慮が必要だということだ。 社員を単なる歯車と見て首切りするのではなく、 いかにトヨタが社員が会社にとって重要なものであるか、 ということを認識しているからこそ現在の成功がある、 ということだろう。
祥伝社
トヨタ流「最強の社員」はこう育つ (成美文庫) トヨタはいかにして「最強の車」をつくったか (小学館文庫) なぜトヨタは人を育てるのがうまいのか (PHP新書) トヨタ式最強の経営―なぜトヨタは変わり続けるのか (日経ビジネス人文庫) なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ (日経ビジネス人文庫)
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